ポケモンスカーレット・バイオレットのDLCで登場したトレーナー「ゼイユ」の数々の特徴的なセリフと共に英語を勉強していきます。パート⑥では、あちこちに散らばったともっこ3匹をゼイユと協力して倒すシーンから面白い表現や普段使えそうな役立つ表現を取り上げます。
基礎情報
固有名詞 | 英語 |
ゼイユ | Carmine |
スグリ(スグ) | Kieran(Kiki) |
ともっこ | Loyal Three |
オーガポン | Ogerpon |
ゼイユのセリフ
あいつに ひと泡 吹かせるよ!
ゼイユと一緒にともっこ退治に向かいます。1匹目の先頭前のゼイユのセリフです。
Time for us to put this one in its place
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
ここでは put someone in one’s place というフレーズが使われています。このフレーズは、『自分の立場をわきまえさせる』というニュアンスになります。ともっこたちが復活して調子に乗っているので、「立場を分からせてやる!」という感じです。
ちなみに、物をもとの場所に戻すとも取れます。もしかすると、ともっこたちを復活前の状態に戻す、という意味も含まれているのかもしれません。
She was acting like she was the boss, so I had to put her in her place.
あたかも自分が上司のような態度をとっていたから、思い知らせた。
That AI thinks it can replace human creativity? Time to put it in its place.
AIが人間にとって代われると思ってるって? そろそろ思い知らせてやる時だな。
英語での説明も合わせて確認すると、より理解しやすくなると思います。
To humble or lower the dignity of one; to make one aware that they are not as important, respected, influential, etc., as they think
The Free Dictionary
ざまあみやがれってのよ!
1匹目のともっこをやっつけた後のゼイユのセリフです。
That’s what you get!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
『自業自得だ』とか『それ見たことか』という意味のとてもカジュアルなフレーズです。通常、誰かが何かした結果起こる悪いことに対して使われます。
That's what you get for underestimating the enemy.
敵をなめるからそうなるんだよ!
You failed the exam? That's what you get. You've been playing games too much lately.
試験落ちたって?だから言ったじゃん。 最近ゲームばっかやってたしね。
敵とはいえ キレイな顔 どことなく あたしに 似てない?
キチキギス戦でのゼイユのセリフです。
I know we’re enemies, but its face is so pretty! Doesn’t it remind you of me a little?
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
remind someone of something で『誰かに~を思い出させる』という意味になります。似ているという表現では look like も使えます。こちらはより見た目に焦点を当てています。一方、remind は見た目だけでなく、雰囲気やしぐさ、性格なども含めて誰かを思い出させるというニュアンスを含みます。
The way he talks reminds me of my old teacher.
彼の話し方は昔の先生を思い出すな。
This song reminds me of our trip to Hawaii last summer.
この曲を聞くと、去年の夏のハワイ旅行を思い出す。
おととい 来やがれってのよ!
2匹目のともっこを倒した後のゼイユのセリフです。
You never stood a chance!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
stand a chance は、『成功する可能性がある』、『勝見込みがある』という意味のフレーズです。特に勝負の勝ち負けにおいては、否定的な意味合いで使われることが多いです。
He doesn't stand a chance against a professional like her.
彼はプロの彼女を前にしては勝ち目がない。
Unless you practice more, you won't stand a chance in the final match.
もっと練習しないと、決勝で勝ち目はないよ。
もう いい加減にして!
ともっこ3匹目の戦闘前のゼイユのセリフです。なぜか3匹とも体が大きくなっていることに対しての言葉になります。
Give me a break!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
『いい加減にして』、『勘弁してよ』といったうんざりした感情やイライラを表すときに使われるフレーズです。このままの形でよく使われます。
You think I can finish this 100-page report by tomorrow? Give me a break!
明日までに100ページのレポートをやれって?勘弁してよ!
I just sat down, and now you want me to run another errand? Give me a break.
やっと座ったばかりなのに、またお使いに行けって? もうやめてよ。
えげつない おすわり させてやる!
イイネイヌとの戦闘時のセリフです。
I’m gonna teach you to sit…the hard way!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
the hard way がえげつないにあたるところでしょうか。『難しくする』、『つらい経験をして、身をもって何かを学ぶ、達成する』という意味のフレーズです。今回のセリフでは前者の意味で使われていると思います。日常では learn や find out と合わせて後者の意味でよく使われます。
I learned the hard way that I should be fully prepared before an important presentation.
大事なプレゼンにはしっかり準備して臨むべきだと、身をもって学んだ。
He found out the hard way that cheap tools break easily.
彼は安物の道具がすぐ壊れることを、痛い思いをして学んだ。
あたしら そろえば 鬼に金棒ってね!
3匹のともっこを無事倒し、お面を取り戻すことができた時のセリフです。
We’re like the ogre and it masks-we help bring out each other’s full power!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
今回のストーリーと関連して、『鬼に金棒』という表現をそのまま英訳するのは難しいですが、その意味を説明する形でうまく表現されています。
なお、英語でも似たようなフレーズはあるようで、「adding wings to a tiger」、「The more Moors,the better victory」などがそれに相当します。
ヤバくなったら あたしの美貌で 何とかするし
ゼイユが言うと、なぜか嫌味に聞こえないのは私だけでしょうか?
If things go south, I’ll use my natural charm to smooth things over!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 碧の仮面
まずは go south です。南に行くという意味ももちろんありますが、ここでは『状況などが悪くなる』という意味があります。
natural charm は魅力になりますが、特に生まれつき備わっているものを表します。
最後に smooth things over です。こちらは、『状況をよくする』、『関係者に働きかけ事態を収拾する』という意味のフレーズです。
We need to do everything we can so that things don't go south.
状況が悪化しないように、できることはすべてやらないと。
Things went south and got out of hand in the meeting.
会議中に悪い流れになり、手に負えなくなった。
It's my responsibility to smooth things over.
順調に進むようにするのが自分の責任だ。
I'll come with you to smooth things over.
事態を収束するために、一緒に行くよ。
最後に
今回は結構日本語特有の言い回しが多かったと思います。やや乱暴なセリフも多いですが、それでも日常会話でよく聞く表現だと思います。ゼイユのセリフを振り返りながら、何か一つでも得るものがあれば幸いです。
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