個人的な英会話でやりがちな失敗と改善策

体験談

英会話をする中で普段私が、良くないと思いつつもついついやってしまうこと、何度も英会話終了後に後悔していることを自分への戒めとして記載します。また、皆さんには反面教師として読んでいただければと思います。

やりがちな失敗

失敗① 聞き取れなかった時、分かったふりをする

これが一番やってしまうことだと思います。初めての講師や慣れ親しんだ講師など関係なく、聞き取れなかった時に、分かったふりをしてしまうことが良くあります。そこで、どんな理由・心境で聞き流してしまうのか、自分なりにもう少し整理してみるとおおよそ以下の3つが主な理由だと思います。

  • 返答を求められているわけではないからいいか、と思う時
  • ついさっき聞き返したばかりでまた聞き返すのもな、と思う時
  • 聞き返してまた分からなかったら嫌だな、と思う時

返答を求められているわけではないからいいか、と思う時

講師が話し終わり、次の話題や質問に進む雰囲気の時に、最後のほうが少し聞き取れなかったとしても、「まあもう次の話題に移るからいいか」と思って聞き返さないことがあります。講師の話したことに対して意見を求められているわけでもないので、なんとなく笑ってスルーして次の話題に進んでしまっています。

ついさっき聞き返したばかりでまた聞き返すのもな、と思う時

もちろん、全く聞き返さないわけではありません。当然聞き取れないことがあれば聞くようにしています。しかし、それが短期間で何回も続くと「また聞くのもどうかな」と思ってしまい、聞き返せなくなってしまう時があります。

聞き返してまた分からなかったら嫌だな、と思う時

ちょっとした単語やフレーズだけ聞き取れなかったのであればいいのですが、会話の流れそのものについていけなくなってしまった時に聞き流してしまいます。「どう聞き返せばいいんだろう」、「また最初から話してもらうのも気が引けるな」という心情です。

絶対講師の方は、絶対気づいていると思いますし、聞き返さないほうが恥ずかしいことなのかもしれません。

失敗② 会話として成り立っていない

例えば講師や教材の質問に対して、「Yes, I think so.」とか、「No, I don’t like okras.」とだけ答てあとは講師が次に進めてくれることを待っていることがあります。そのあとに理由を聞いてくる講師の方が多いですが、毎回ではありません。1問1答のような形式的な質疑応答といった感じでしょうか。

会話として成り立っていないですね。そもそも進行を完全に講師に任せてしまっている姿勢も良くありません。

失敗③ 新しい表現使ってみようと思うが、一部思い出せないとき

以前「better safe than sorry(用心するに越したことはない)」というフレーズを使おうと思った時に、betterだっけneverだっけ、safeとsorryどっちが先だっけと分からなくなってしまい、そのまま挑戦することもなく言葉にするのをやめてしまいました。単純に間違うことが怖いと思いました。具体的には間違って講師が「ん?なんて言った?」という状態になり、そのあと言葉に詰まるのが怖かったです。

ちなみにこの時はレッスン終了後結構後悔しました。少し自分でもムカついて何回も「better safe than sorry」を繰り返し声に出して練習しました。

改善にむけて

英会話はアウトプットを行う非常にいい機会であると思っています。上記のやりがちなことはすべてその大切な機会を無駄にしてしまう行為だと思います。

私はもちろんこのままではダメだと自覚しています。そこで、私が今どのように改善しようとしているのかを最後に少し記載します。中には改善に直結しない方法もありますし、これがあっているかもわかりません。まだまだ試行錯誤中ですが、そんな方法や考え方もあるんだな程度に思っていただければと思います。

英会話単語帳の作成

英会話をする中で、ほぼ毎回うまく言えなかったな~と思うことがあります。そんな時は、レッスン後に内容を振り返り、どういえばよかったかを調査して単語帳に追加します。その際は単語やフレーズとその意味、そして例文をセットで記載します。あとは毎日ノルマを決めてひたすらインプットを繰り返しています。英会話中とっさにフレーズが出てこないのはそもそもインプットが足りないからなので、とにかくインプットを増やそうという力技です。

実際に覚えたフレーズを実践で使えると非常に嬉しくなり自信がつきます。あまり話さずに講師が動いてくれるのを待ってしまうのも、どこか自信がないからだと思っています。自信がつけば自然と恐怖心も薄れ、英会話を日本語での日常会話と同じように楽しめるようになるでしょう。

質問しない、聞き返さないほうが失礼だと思う

あるレッスンで、「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、「特にないです」と答えました。その時「なぜ質問しないのか、遠慮する必要はない」と講師の方に言われました。何か聞き取れなかったとかではなく単に質問がなかっただけなのですが、むしろ何か聞かれるのを待っている講師もいるんだなと思いました。確かに自分が日本語を教える立場を想像したときに、何も質問ないですと言われるほうがさみしいなと思います。

今は、質問がなくても敢えて質問を作り聞くということを意識しています。

聞き返すフレーズの語彙を増やす

失敗談①で聞き返すのが怖いと書きました。今まで聞き返すときには毎回「Could you said that again?」を使っていました。そこで、聞き返すパターンをもっと増やして実際に使ってみようと思っています。こうすることで、むしろ聞き返したいと思えます

自己啓発本を読む

失敗談②で、講師に進行を任せてしまっている、何か聞かれても一言二言くらいしか話していないということを書きました。実は普段もどちらかというとそんな感じです。あまり自分から会話を進めるタイプではないですし、口数も少ないです。日本語だろうが英語だろうが話しているのは私でそこは変わりません。そのため英語を話したとしても急に話好きになるわけでもないですし、語彙が限られるので普段よりもさらに口数が少なくなってしまうのは至極当然です。

そこで、自分自身を変えるために最近は会話や質問力に関する啓発本を読むことを心がけています。時間はかかると思いますが、少しずつマインドを変えていきたいと思っています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。皆さんもやってしまいがちなこともあれば、そんなことしないよと思うこともあったかもしれません。英会話が慣れてくるとついつい適当になったり、だんだんだれてきてしまったりして、もったいない時間を過ごしてしまうこともあります。しかし、実際にはお金や時間を費やしています。そんな大切な英会話を少しでも有意義なものにしていくために、日々振り返り改善していきたいと思っています。

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