ポケマスで英語 ~メインストーリー第3章~

ゲーム

今回はメインストーリー第3章から新しい英語のフレーズを取り上げます。

ざっくりあらすじ

主人公は、パシオでのとある超重要人物と遭遇します。しかしその人物はやや傲慢で。。。その後、大会出場のためにさらに仲間を求めて火山を目指します。こんな暑い場所にいるトレーナーとはいったいどんな暑いトレーナーなのでしょうか。

続きはポケマスで!

英語表現

have (got) some nerve

ずうずうしいいい度胸している

You have got some serious nerve, waltzing in here wearing an eyesore like that.

悪趣味な 帽子で オレさまの前を うろつくとは いい度胸だな

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 人工島の創造主

nerveは神経という意味ですが、ずうずうしさとか度胸という意味もあります。someの部分は「the」とか「a」になることもあるようです。具体的に何が図々しいかを言いたい場合はto不定詞や動名詞をnerveの後に続けることで表現できます。

3章でポケマスの舞台である人工島パシオのオーナーが初登場しました。ライヤーというポケマスオリジナルキャラクターです。最初のころはすごく嫌な傲慢な人物として描かれています。

You have some nerve asking her for help after you saying no.
彼女の依頼は断ったのに、その彼女に手助けを求めるなんて図々しいね。

He badmouthed our boss in front of everyone. He has some nerve.
彼はみんなの前で上司の悪口を言ったんだ、いい度胸してるよね。

would do well to

~するのがいい

You would do well to remember my name.

この 偉大なる名 よくよく 記憶に 刻みつけておくがいい

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 人工島の創造主

「~したほうがいい」とアドバイスするときに使われる表現です。ちなみにこのセリフも先ほど紹介した傲慢なライヤーのセリフです。

You would do well to watch out for pickpockets while traveling abroad.
海外旅行中はスリに気を付けたほうがいい。

You would do well to study hard if you want to get into your first choice university.
第一志望の大学に受かりたいなら、一生懸命勉強したほうがいい。

let something/someone get to you

あまり気にするなよ

Don’t let jerks like him get to you, all right. かげ?

気にするなよ かげ

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 人工島の創造主

誰かにひどいこと言われたり、失敗してしまったり、そんな落ち込んでいる人に対して使えるフレーズです。かげはゲーム上での私の名前です。またこのセリフのjerksもまたライヤーとその取り巻きのことを表しています。3章だけを見ると非常にライヤーが嫌な奴感満載ですね。

Don't let him get to you. He was just irritated.
彼のことは気にしなくていいよ、ちょっとイライラしてただけだから。

Don't let it get to you. For what it's worth, I thought your presentation was great.
あまりくよくよするなよ、俺的には君のプレゼンよかったと思うよ。

pump the brakes

ブレーキを踏む落ち着かせる

Whoa, there… Pump the brakes a bit, would ya?

話が早いな…… だが 慌てるな

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 火山の修行者たち

複数回に分けてブレーキを踏むポンピングブレーキってありますよね。そのままの意味でブレーキを踏むという意味がこのフレーズにはあります。またブレーキだけではなく比喩的にも使われていて、行き急いでいるときに落ち着かせる、スローダウンさせるという意味もあります。

You're working too hard. We have enough time, so just pump the brakes.
働きすぎだよ、まだ時間は十分にあるんだし、少し落ち着こう。

I guess you're jumping to conclusions. You should probably pump the brakes.
結論を急いでるんじゃないかな、落ち着いて慎重になったほうがいいよ。

humor

調子を合わせる機嫌を取る

Sorry to put all of this on you kids, but could you do me a favor and humor her for a bit?

すまんが おまえたち ひとつ つきあってくれ

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 火山の修行者たち

ユーモアという名詞としての意味は多くの方がご存じだと思います。しかし、このセリフでは動詞として使われていて、humorの後に人を続けることで、その人と調子を合わせる、その人の機嫌を取るという意味になります。

I'm going to have to humor my child. He isn't in a good mood now.
子供の機嫌を取らないと、今すごくぐずっているの。

I know you're exhausted right now, but just humor Mike. He's always wanted to hang out with you.
今すごい疲れているのは分かっているけど、マイクの調子に合わせてあげて。あの子ずっとあなたと遊びたがっていたんだから。

get riled someone up

イライラさせる起こらせる

The problem with her is that she gets riled up very easily…

たが どうにも 気負いすぎる ところがあってな……

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 修行の理由

getを付けずに「riled someone up」という形でも使われます。もちろん自動詞的な感じで「someone riled up」として、~が起こる・イライラするという形で使うこともできます。さらに、「熱くなる」、「感情が高ぶる」、「興奮する」という意味もあります。

She got riled up when her boss denied her idea without thinking too much.
彼女は自身のアイデアを上司に頭ごなしに否定されて、イライラした。

Tom putting his foot in his mouth during the meeting got customers riled up.
トムは会議中に失言をしてお客様を怒らせた。

tunnel vision

視野が狭い

But your eagerness as a Gym Leader has given you tunnel vision!

だが ジムリーダーとしての 気負いが お前を 縮こまらせていた!

ポケモンマスターズ EX:メインストーリー第3章 燃える思い

トンネルのように一方向してか見えていない様子から、比較的想像できる意味だと思います。初めて知った表現ですが、個人的にすごく面白いフレーズだなと感じています。私自身も視野が狭くなっていることがあるので、そんな時は自分への戒めとして使ってみたいと思います。

I was just focusing on driving this project on schedule and I had tunnel vision.
私はプロジェクトをスケジュール通りに進めることを意識しすぎて、視野が狭くなっていた。

I'm a bit nervous about the meeting today. They have tunnel vision and I'm not sure I can get approval for my new plan,
今日の会議ちょっと緊張するな。彼らは視野が狭いから自分の新しい企画の承認がもらえるかわからない。

その他

3章では、初出の意味は分からないが、取り上げるほどでもなく知らなくても特に問題なく文章は読めるレベルの単語やフレーズがいくつか出てきました。せっかくなのでここでまとめて紹介します。

shoddy         ・・・ 安っぽい、粗雑な
eyesore        ・・・ 目障りなもの、不愉快なもの
crony          ・・・ 親友、仲間、取り巻き
gang up        ・・・ 集団になって攻撃する、徒党を組む
spring something on ・・・ 突然~に言う、お願いする

I was walking waering a shoddy T-shirt at night and a man and his cronies suddenly ganged up on me. I guess I was an eyesore.
安っぽいTシャツ着て歩いていたら、突然数人の男性に絡まれた。多分目障りだったのかな。

My boss sprang a hard task on me.
上司にいきなり大変なタスクを依頼された。

ポケマス雑談

先ほども記載しましたが、メインストーリー第3章は意味の分からない単語がたくさん出てきて、読むのにやや苦労しました。昔ハリーポッターを英語で読もうとして、数ページで力尽きたことを思い出しました。2,3行に1回は新しい単語が出てきてつらかった記憶があります。あれから多少は英語にも慣れたと思うので、また挑戦してみようかと思います。

今回は主人公サイドに新しい仲間アスナが加わりました。アスナはホウエン地方フエンタウンのジムリーダーですね。フエンタウンといえば、火山灰に温泉とポケモンでは初めての要素が登場してすごく印象に残っています。アスナに関してはあまり気に留めたことはありませんでしたが、ポケマスのおかげで新たな魅力に気づくことができました。アスナは配布のコータスしか実装されていないので、2体目が実装されるのを楽しみに待ちたいと思います。

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